頭皮

頭皮からの加齢臭について、その原因と対策方法を紹介します。これからの加齢臭が心配な方にも予防の意味で役立ちますよ。

頭皮から加齢臭が出る原因

加齢臭を代表するエピソードとして、朝起きたら枕から変なにおいが……というのをよく耳にしますよね。頭皮には毛髪や皮脂腺・毛穴が密集しているので、加齢臭を発しやすい環境がそろっています。

皮脂腺から分泌される皮脂には、加齢臭のにおいのもととなる脂肪酸が含まれています。脂肪酸は酸化すると、ノネナールという物質に変化し、青カビチーズやロウソクのようなにおいを発します。これがずばり、加齢臭です。

頭皮の最大の特徴は髪に覆われていることでしょう。皮脂が排出される毛穴の数が多いのは言うまでもありませんが、毛髪があることで通気性が悪く、湿気がこもりやすいので、雑菌が繁殖しやすく、結果的に臭いの元になってしまうのです。

髪はにおいがくっつきやすいので、頭皮から出る加齢臭がうつってしまうことも。髪の長い人は特ににおいを振りまいてしまいやすいので、頭皮だけでなく、髪のケアも合わせて行うのがよいでしょう。

頭皮の加齢臭を予防・対策

加齢臭や体臭を抑えるためには、清潔に保つことが大切です。

頭皮からのにおいが気になる方や、予防したい方はぜひ参考にしてみてください。

1. 頭の洗い方

◆丁寧に洗う

頭を洗う際には、頭皮と髪の両方を意識して洗うようにしましょう。汚れを落とすのは大事ですが、力一杯こすったり、爪を立ててゴシゴシするのはNG。

洗いすぎると頭皮が傷んでしまうだけでなく、皮脂の過剰分泌を促進させるので、加齢臭対策には逆効果になってしまうこともあります。

◆お湯洗い

シャンプーを付ける前に、まずはお湯だけで洗うのがおすすめです。お湯だけでも汚れはほとんど落ちると言われており、シャンプーや石けんを使わない人も少なくないとか。

お湯洗いをすることで、少ないシャンプーの量でも十分に洗えるようになるため、頭皮に薬剤が残ってしまうリスクや、頭皮・毛髪への刺激も軽減できます。

濡らす程度ではなく、お湯だけで頭を洗うイメージで行うとよいでしょう。

◆すすぎ

頭を洗う際は、すすぎに時間をかけることが大切です。シャンプーやリンス・トリートメントの薬剤が残っていると、毛穴が詰まる原因になったり、ニオイのもとになってしまうのです。

すすぎが十分でないと、どんなによい洗浄料を使っても逆効果になってしまいます。すすぎ残しがないように丁寧に行ないましょう。

◆ブロー

髪を濡れたままにしておくのは、雑菌が繁殖しやすくニオイのもとになるのでおすすめできません。なるべくドライヤーを使って乾かすようにしましょう。

冷風にしておくと、頭皮・毛髪への負担が軽減されるのでおすすめです。風の当てすぎも頭皮を傷めてしまうので、事前にタオルでしっかりと水分を拭き取ってから乾かすようにしましょう。

2. 紫外線に注意

紫外線を浴びると活性酸素が増加します。活性酸素は細胞の衰えや皮脂の酸化を促進させてしまうので、加齢臭にとっては気をつけなくてはならない存在です。

外出時に帽子をかぶったり日傘を差して紫外線対策をすることは、加齢臭予防にも効果が期待できます。

帽子は蒸れやすいので、こまめに汗を拭きとることも重要です。

3. 体内から改善

身体の内側から予防・対策をして臭いの元を絶つことは、本当の意味で加齢臭を打ち消すことにつながります。

加齢臭の原因である皮脂や脂肪酸の量は、体内環境によって大きく左右されるので、日頃の食生活に目を向けることが大切です。

◆皮脂の分泌を抑える

脂っこいものや甘いものなどの高カロリー食は、皮脂の分泌量を増やす原因になります。こうした食事が多い方は、脂肪分の摂取をなるべく控えて、魚や野菜を中心とした食生活に変えていきましょう。

特に、ほうれん草・納豆・サバなどに含まれるビタミンB2は、皮脂の分泌を抑制する働きがあるので、積極的に摂り入れるようにしましょう。

◆抗酸化作用でノネナールを減少

加齢臭の臭い物質であるノネナールは、脂肪酸の酸化によって発生します。つまり、脂肪酸の酸化を抑えることは、加齢臭の原因そのものを減らすことにつながるのです。

そのために、酸化を抑えてくれる抗酸化作用を利用しましょう。抗酸化作用を持つ栄養素には、ポリフェノールタンニンなどがあります。果物や緑茶などに多く含まれているので、食生活になるべく取り入れるのが理想です。

食生活からの改善が難しい人は、サプリメントで必要な栄養素だけでも摂取しましょう。サプリメントは、色々な改善方法を試した後の切り札にもなり、手軽に効果を得るための、最初の改善策としても有効です。無理なく加齢臭を予防・解消したい人は、サプリメントを使用してみることをおすすめします。